気がつけば今年も余すところあと少し。私自身まだ何かとバタバタしていて年末感がないのですが、まぁ、それでも2014年はもうすぐおしまいです。そして、年が明けるとすぐにある大学の大きなイベントといえば、センター試験……ではなくて、そう、箱根駅伝!
今回は、この箱根駅伝を思いっきり楽しみたい人にオススメな、出場大学の「箱根駅伝応援サイト」を勝手にランキング形式で紹介していきます。
ちなみに「箱根駅伝応援サイト」というのは、出場大学が自校の駅伝部を応援するためにつくった特設サイト(ないし特設ページ)。全大学にあるわけではありませんが、なかなか大学ごとの個性が見えて面白いんです。
■メインビジュアルが格好いいのです。
ではまず、5位から。ジャカジャカジャカ……ジャン!「中央学院大学」です。
ここのサイトはメインビジュアルが凝っていて、かなり迫力があります。また、トップページ右側に箱根駅伝本戦までのカウントダウンが表示されており、こういうのがあると気分が盛り上がりますよね。ただ、情報量自体はあまり多くないので、選手の人柄や大学としての盛り上がりまではあまり伝わってこないかなぁという気がしました。
中央学院大学|箱根駅伝特集ページ |
■卒業生たちの愛がつまったサイト。
4位に輝いたのは、「青山学院大学」の「青山学院交友会・箱根駅伝を応援する会」です。
サイトとしてはシンプルで、どちらかというとカタい印象を与えるサイトです。しかし、トップページ(なぜか真ん中あたり)に陸上競技部のPVが載っていたり、「応援の手引き」というページにAyamiさんという卒業生アーティストによる応援歌が載っていたり、他にないコンテンツが載っています。そして、いろいろ詰め込んだ雑多な感じがサイトにあるものの、そこが逆にひさしぶりに帰った実家の晩ご飯のような、あたたかな愛を感じさせます。
青山学院交友会 箱根駅伝を応援する会 |
■応援いくなら必ずチェック!
続いて3位は「東洋大学」です。東洋大といえば、言わずと知れた昨年度の優勝校。ページに掲載されている情報自体はそこまで多くないのですが、このページからダウンロードできる「応援シート」がなかなかステキです。
このシートのオモテ面には、大学名と大学のマークが大きく描かれており、掲げて応援できるグッズになっています。ウラ面には、応援スポットや応援時の諸注意、コースマップ、さらに各区間をどの選手が走るかなどの情報がコンパクトにまとめられていました。
応援スポットを書いたマップをダウンロードできる大学はいくつかあったのですが、応援グッズと兼ねているのはおそらく東洋大のみ。なかなか使い勝手が良さそうでした。
第91回箱根駅伝|東洋大学 |
■選手たちの素顔をのぞく。
第2位。「日本体育大学」です。さすがに上位に食い込むだけあって、ここらへんまでくるとコンテンツが充実しています。
なかでも面白いのが「選手!一問一答!!」と「コースマップ」。「選手〜」は、出場選手に一問一答形式でインタビューした結果が掲載されているのですが、その質問内容が「尊敬できる人物は?」なんていうオーソドックスなものから、「じゃがりこ派?ポテロング派?」なんていう、かなりどうでもいいくだけたものまであります。質問内容に幅があることもあり、回答を見ていると選手たちの人柄が感じられてきて、読んでいると面白かったです。ちなみに、ポテロング派は一人もいませんでした…。
また、もう一つ挙げた「コースマップ」は、箱根駅伝のそれぞれの区間の解説と、各区間の日体大記録と区間記録が載っています。解説が丁寧で、自分たちのアピールだけでなく箱根駅伝を楽しむのに役立つ情報を載せていることに好感を覚えました。
日本体育大学 箱根駅伝応援サイト |
■箱根駅伝とは物語である。
長々と書きましたが、これで最後、第1位です。ダカダカダカダカ……ダンッ!!「神奈川大学」です。
このサイトはつくりがきれいなうえ情報量も充実しています。トップページ下部分に、応援メッセージを書いたボードを持つ学生の写真が並んでスクロールしていて、それがまたいい感じでした。
コンテンツで印象的だったのは「栄光の軌跡」というと神奈川大学陸上駅伝部の箱根駅伝の歩みをテーマにした読み物記事と、「We are TEAM
JINDAI」というさまざまな人から寄せられた応援インタビュー集です。
とくに「We are〜」には学内関係者だけでなく、地元商店街の会長さんや箱根で民宿を営む卒業生など、顔ぶれがかなり多彩。それぞれの人にそれぞれの視点や想いがあり、箱根駅伝が単なる競技ではなく、一つの物語であることを教えてくれます。
ジンダイエキデンサイト 神奈川大学 |
今回のサイトランキングは独断と偏見で選んだだけなので、見ようによっては、こっちの方がいいんじゃないいの?というのがたくさんあるかもしれませんが、それはまぁ、ご容赦ください。
私自身、これら箱根駅伝に出場する大学の卒業生ではないのですが、それでもこれらサイトを見ていると、けっこう興味が湧いてきました。だからぜひ、母校が出ないしなぁとか、駅伝にそもそも興味がないんだよね、なんていう人もちょっとのぞいてみてはどうでしょうか。意外と気持ちがのってくるかもしれませんよ!
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