2015/06/28

来るぞ! 大学の“意外な一面”をアピールするチャンス!!


このごろ大学関連のトピックを見ていると、関西大学に総合型のスポーツクラブを設立!とか、立命館大学のBKC(びわこ・くさつキャンパス)に地域の人も使えるスポーツ施設の建設計画があるとか、スポーツネタが心なしかよく目につきます。

それで調べてみると、地域を対象にした大学のスポーツクラブというものが実はけっこうあるようなんです。

とりあえず「大学 スポーツクラブ」で検索をかけてみて目についたものをいくつか下記してみます。


ものの数秒でこれだけ見つけられ、検索結果をめくっていくとさらにいっぱいでてきそうでした。大学発のスポーツクラブの存在は知っていましたが、あれこんなにあったっけ?と驚いてしまいました。

でも考えてみれば、ほとんどの大学にはスポーツ施設があるし、体育会があります。そして体育会のクラブには監督やコーチといった指導者がいる(全部ではないけれども)。部員たちだって、指導補助などスタッフとして活躍してもらうことが期待できます。つまり、スポーツクラブを運営するうえで必要な要素が、かなりの大学に最初から備わっているわけです。

しかも、大学によっては健康系・スポーツ系の学部をもっているところがあり、これら学部の教員が指導に携わるところもあるようです。上で挙げたスポーツクラブだと、全国唯一の国立体育大学である鹿屋体育大はもちろん、大体大、甲南大、同志社などで教員が講師をしているのを確認できました。これって、おそらく企業や自治体が運営するスポーツクラブにはない大学ならではの魅力ですよね。

大学自体どうしても学問や研究のイメージが強くあり、このイメージがあることで、無意識に大学を避ける人が少なからずいるように思います。そういう人が大学にふりむくきっかけとして、スポーツクラブはかなり有効な手だてなんじゃないでしょうか。

とくに2020年に東京オリンピック開催という歴史に残る超大規模スポーツイベントがひかえているわけで、社会のスポーツ熱は今後急激に高まっていくはずです。大学の“意外な一面”を社会に強くアピールするために、このまたとないビッグウェーブに乗らないないなんてありえない!!

 ……!? というか、大学のスポーツクラブが増えてきている(ように感じる)のは、すでにこれを見越しているからなのでは? そうだとすると、波に乗り遅れているのは私の方じゃないですか……。

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