せっかく大学図書館まで足を伸ばすなら、ゆったり気持ちよく使いたいものです。学生たちがいっぱいで、わざわざ来たのに座る席すらなかった……なんてことになると、かなり悲しい気持ちになってしまいます。
そこで、学生たちのライフサイクルをひもとき、大学図書館を快適に使える期間・日について、今回はご紹介していきます。
■大学図書館が間違いなく混む時期
学生たちは大学図書館を読書の場として使いますが、自習スペースとしても頻繁に活用します。そのためテスト期間中になると、人、人、人!
大学により程度の差はあるものの、どの大学も普段とは比べようもないほどに混んでしまいます。
具体的には、前期の試験期間に当たる7月中旬〜下旬(大学によっては9月中旬〜下旬)と、後期の試験期間に当たる1月中旬〜下旬。この期間は、できるだけ利用をひかえておくとよいでしょう。
■長期休暇に行くなら事前にチェックを
試験期間が終わると、大学は長期休暇(8〜9月、2〜3月)に突入します。休暇中だけあって、確かにすいているのですが、この期間は開館時間や開館日が通常とは異なることがよくあります。開館スケジュールが、各大学図書館のウェブサイトに載っているので、事前にチェックしておいた方がいいでしょう。
ちなみに、大学図書館に行った帰りに学生食堂に寄ろうなんて思っていたら、そこも注意が必要。長期休暇に入ると、大学図書館同様、学生食堂も営業時間が変わりますので、こちらも事前にウェブ等でチェックを!
また大学の中には、利用者が少ない長期休暇を利用して、高校生を対象に大学図書館を自習スペースとして開放するところがあります。高校生(とくに受験生)にとっては静かな環境で勉強ができるうえ、大学生活を感じることができ、まさに一石二鳥。もし志望大学の大学図書館で勉強できたなら、モチベーションアップにもつながるわけで、そうなると二鳥どころか、一石三鳥です。まわりに受験生がいたら、すすめてみてもいいかもですね。
■サタデーナイトフィーバー
長期休暇以外でおすすめの利用タイミングは、ずばり土曜日です。土曜日は開講している授業科目が少ないため、キャンパスは普段よりも静かで、当然、大学図書館も空いています。それになんといっても土曜日は、多くの社会人にとってお休みの日。そのため、閉館時間を気にせず、日の高いうちからゆっくり利用することができます。
では、日曜日はどうかというと、残念ながら日・祝日は閉館するところが多いです。しかし、通信教育部を持つ大学の中にはスクーリングを行う日曜日については開館しているところがあります。スクーリングの日・期間は大学によって異なるのでウェブ等で開館日をチェックする必要がありますが、日曜日が使えると、社会人にとってはかなりうれしいことです。
土曜日に散歩がてら大学図書館に行くとか、大学の長期休暇に当たる真夏や真冬に大学図書館で快適な読書タイムを楽しむとか。利用しやすい期間・日を踏まえて利用方法を開拓すれば、大学図書館をもっともっと楽しく使えるはず。ぜひ、自分なりの大学図書館活用術を見つけてください。
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