2018/05/25

反則タックル事件で、日大がやったことと、これからできること(日本大)


ここ最近、連日のようにニュースで、日本大学アメフト部の反則タックル事件の報道がされています。記者会見で司会をした日大の広報職員が、日大ブランドは落ちないとなぜか明言していましたが、大きく落ち込むことは必然です。それどころか、入試広報(受験生向け広報)、大学広報(ブランド広報)ともに、それぞれ理由は違うものの、落ち込んだ信頼を回復させるのには、並大抵な努力では難しいのではないかと思います。

2018/05/19

大学経営にも影響する!? 大学は保護者の熱量にどう向き合うか(関西大)


内定先企業が就活生の親に就職の承諾を得る「オヤカク」などに象徴されるように、昔に比べて学生が親から受ける影響は大きくなっています。これは学生が親を頼るにようになったから、というのもあるかもしれませんが、それよりも子どもに興味をもつ(干渉したがる)親が増えてきたからというのが原因として大きいように思います。

そして、この親たちの興味や心配にどう応えるかは、大学にとって腕の見せどころです。以前、近畿大学では、このニーズに応えるべく保護者向けのポータルサイトを開設して話題になりました。今回これとはまた違い、アナログだけどパワフルなアプローチで、親たちのニーズを受け止める大学を見つけたのでご紹介します。

2018/05/12

大学の価値を高める、“教育と研究の拠点”だからできる広報じゃない広報(龍谷大)


前回の京都産業大学の記事に引き続き、今回もユニークなウェブマガジンをご紹介します。今回のものは“産近甲龍”という近畿エリアの準難関私大として京産大とともにグルーピングされている龍谷大学のウェブマガジンです。京産大の取り組みと比べると、インパクトでは負けるかもしれませんが、よくよく見るとこちらの方がとがっているのかな、という気がします。

2018/05/05

情報とメッセージを発信する、大学発ウェブマガジンの新たな試み(京都産業大)


だいぶ前になりますが、大学がHPをウェブマガジン化したり、自校でウェブマガジンを立ち上げて情報発信をする大学が増えてきていると、本ブログの記事で取り上げたことがあります。この流れは今なお続いているどころか、さらに進化してきているようです。新たにスタートした、京都産業大学と超有名雑誌とがコラボしたウェブマガジンからは、そんな大学発ウェブマガジンのこれからを感じさせる強い意気込みのようなものを感じました。