2014/11/29

【ほとゼロコラム】冬の大学は隠れた観光スポット


大学祭シーズンが終わって、これでしばらく大学に足を運ぶイベントもないなぁと思っていたら大間違いです。12月に入れば冬の大学ならではのイベント、イルミネーションがはじまります。

イルミネーションというのは、ルミナリエなんかで有名な、そうあのイルミネーションです。大学でそんなことをしているの?と思われる方もいるように思いますが、実はけっこうやっているところが多いんです。
 
では、早速いくつか有名どころ&おすすめをご紹介しましょう。

■日本最大規模の大学イルミネーション 
まず挙げたいのが、およそ34万個のLEDでキャンパスを彩る徳島文理大学のイルミネーション、通称「文理ナリエ」。おそらく大学が行うイルミネーションでは、最も規模が大きいものになります。

一度、見学に行ったことがありますが、昼間は普通の大学なのに、夜になると雰囲気が一転。キャンパス中が青白いLEDの光に包まれ、クリスマスシーズンのテーマパークのように幻想的でした。

■イルミネーションを見るならミッション系大学
次に紹介するのは、同志社大学関西学院大学上智大学のイルミネーション。これら大学には共通していることがあります。それはミッション系大学、ということ。

実はイルミネーションの起原がキリスト教と深く関わっているため、ミッション系の大学にはイルミネーションに取り組むところが多くあります。なかでも、この3大学はキャンパス内に歴史的な建物がたくさんあり、それがライトアップされる姿が非常にきれい。とくに同志社大学の今出川校地にある巨大ヒマラヤ杉をライトアップしたクリスマスツリーは、かなり壮観です。

■学生たちによる手作りイルミネーション 
学生たちが運営に関わるイルミネーションというものもあります。たとえば埼玉大学の学生たちが取り組む「埼玉イルミ」。これは10年以上も続いている取り組みで、地域の子どもたちとつくる手作りのイルミネーションが、見るものをあたたかい気持ちにさせます。ほっこり。

また、玉川大学では芸術学部の学生たちが授業の一環としてイルミネーション制作に取り組んでいます。イルミネーションの期間は、地域の人たちがたくさんキャンパスに訪れるので、これはなかなかやりがいがあるのではないでしょうか。

■大学イルミはここがいい!
大学のイルミネーションの良さは、観光地のイルミネーションに比べると来る人が少ないため、ゆっくりのんびり楽しめること。それに、なんだかんだいって普段から大学を使っている人でないと、大学のキャンパスに入るのって少し抵抗があるように思います。しかしイルミネーションの期間は、地域の人がたくさんキャンパス内を歩いているので、非常に入りやすいんですよね。そのため大学レビューをするのに、とてもいいチャンスになります。

また逆に、普段から大学を利用している人の場合、いつもとはぜんぜん違う大学の姿を見れるため、ちょっと意外な驚きを感じられるはず。まぁ、大学をよく使う人も、使わない人も、どっちにもおすすめなイベントなわけです(なんのこっちゃ)。

ちなみに、イルミネーション初日やクリスマスに、点灯式やクリスマスイベントを開催する大学がたくさんあるので、ここらへんもチェックしておくと、さらに大学のイルミネーションを楽しむことができます。さぁロマンチックな一夜を楽しみに、キャンパスに出かけましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿