2019/06/28

大学をひときわカッコよく見せる、夜、を活用すべし!(北海道大)


キャンパスツアー、というものをご存じでしょうか。これは文字面からイメージする通り、キャンパスの魅力的なスポットを巡るイベントです。受験生向けにオープンキャンパスのプログラムの一つとして開催する大学もあれば、歴史的建造物が多い大学だと一般向けに開催したりもしています。北海道大学では、このキャンパスツアーを、ちょっと面白いやり方で開催するようです。これ、なかなかステキな感じがします!

以下、リセマムより。

北大、初夏のキャンパスツアー・ナイトツアー 
北海道大学は201977日に「初夏のキャンパスツアー2019」、719日にカルチャーナイト2019「北大ナイトツアー」を開催する。いずれも参加無料(一部食事代のみ実費負担)。事前申込制。(後略

記事には、キャンパスツアーとナイトツアーの開催が書かれています。注目したいのは後者のナイトツアーです。このイベントは、カルチャーナイトという公共施設や文化施設が夜間開放する取り組みの一環として行われるようです。

北海道大のナイトツアーは、博物館コースと食堂体験コースの2コースあり、それぞれスタートは18時半から。これだと社会人でも、何とか参加できそうですね。大学のキャンパスを夜ゆっくり歩くのは、学外の人にとってはかなりレアな体験です。普段とは違う大学の様子を見ることができるのではないでしょうか。

また、このナイトツアーですが、一般向けの開催も魅力的ですが、高校生を対象にしてやってみると、これはこれで面白そうな気がしました。イメージとしては、平日の学校帰りに友達と一緒に参加する、そんな感じのイベントです。大学によるかもしれませんが、夕方6時、7時ぐらいの大学図書館に行くと、けっこう勉強している人っているんですよね。私もそんなに頻繁に訪れるわけではないのですが、この雰囲気がすごく好きで、キャンパスに騒がしさがない分、“大学は勉強する場所なんだな”という当たり前のことを強く実感します。

平日の昼間に大学の授業をのぞけば、大学生の真剣に学ぶ姿を見ることができるかもしれません(授業によりけりですが)。でも、高校生も昼間は授業があるわけで、それは叶わないこと。またオープンキャンパスも、高校生向けに化粧されたイベントなわけで、普段の大学や大学生の姿は、なかなか感じ取ることができません。そう考えると、夜とはいえ、大学や大学生のリアルな姿に出会えるナイトツアーは、高校生にとって、とても刺激的なイベントなのではないでしょうか。しかも、図書館で勉強する学生や、クラブ活動の練習をする学生など、夜でも頑張っている学生は、なんかカッコイイのです!

社会人向けに夜間講座を開催するというのは、時折、目にします。でも、夜のキャンパスそのものにスポットライトを当てた催しというのは、かなりめずらしいように思います。安全面に気を使う必要がありますが、大学と社会人、大学と高校生の新たな接点として、夜の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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