2017/04/01

ゆるキャラを大学に。大学PRの新たな可能性(北海道大)


大学キャラクターは、今やいない方がめずらしいといっていいほど、多くの大学で起用されています。これらキャラクターは、時にさりげなく、時に強引に大学の特徴や大学からのメッセージが込められており、それを読み解くのが魅力だったりします。

でも、です。大学をピーアールするキャラは、大学キャラクターだけにあらず!? 今回は新たな発想で、ゆるキャラを使ったアプローチをする大学がでてきたので、こちらについてご紹介します。コレ、けっこうおもしろいです。

以下、朝日新聞デジタルより。

「onちゃん」北大生に ゆるーい魅力でPR 
北海道テレビ放送(HTB)のマスコットキャラクター「onちゃん」が、4月から北海道大学に特別学生として入学する。「北海道を応援する」をテーマに、HTBと北大が29日に締結した産学連携協定の取り組みの一つだ。(後略)

onちゃんといえば、水曜どうでしょうで、安田顕さんがなかの人をして大ブレイクしたキャラクターです。わたしもこれで知って、自分が住むエリアとはまったく異なるエリアのTV局のキャラなのに、強烈なインパクトとともに記憶しています。

大学キャラクターは、基本的に大学がゼロからつくりあげ、育てあげていくものです。そこには地道な努力が必要だし、努力したからといって社会に広く認知されるほど人気がでてくるかどうかはわかりません。

しかし、今回のonちゃんのように、社会的にすでに人気が出ているキャラクターを起用できると、キャラクターを育てる手間がはぶけるし、大学広報としても大きなインパクトを社会に与えることができます。

しかも、onちゃんはTV局のキャラでしたが、多くのゆるキャラたちは、地域活性化を目的につくられたご当地キャラ。同じ地域にある大学であれば、そんなに面倒くさいやりとりをしなくても協力してもらえるような気がします。さらにいうと、ゆるキャラはゆるキャラで認知度アップをはかっているので、何かしら理屈があれば、エリアが異なっていたとしても、大学との連携はそうそう難しいことではないような気がします。

大学とゆるキャラで、ウィンウィンの関係が築けるなら、それはもうやっといた方がいいのではないでしょうか。くまもん、ふなっしー、せんとくん、ひこにゃんなどなど、人気ゆるキャラたちが、がっつり大学と組んでいる話はまだ聞いたことがありません。早いもの勝ちです。ゆるキャラを使った、大学&地域のピーアール、ちょっと面白そうなので本気で考えてみてはいかがでしょ。

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