2014/01/19

“美しさ”が変わると、ミスキャンも変わる


学園祭の名物企画の一つにミスコン(ミスキャンパスコンテスト)があります。これは女子アナの登竜門とも言われており、慶應義塾大学や青山学院大学といった有名どころのものは、例年かなり注目されています。

このミスコンの優勝者ことミスキャンパスの中から、さらに1位を選ぶコンテスト「Miss of Japan」が開催されるようです。
 以下、リセマムから。

ミスキャン天下統一戦、ミス東京・大阪のWeb投票開始
全国大学ミスコン情報サイト「misscon.jp」を運営するC-livesは、東京・大阪・福岡のエリア別ミスキャンパスの中からナンバーワンを決定する「Miss of Japan」のWeb投票を開始した。サイトには、ミスキャンパスのプロフィールや写真が掲載されている。(後略)

リンク先の記事によると「Miss of Japan」に選ばれると、人気女性ファッション誌『JJ』の専属読者モデルになる権利が与えられるとのこと。女子アナや女性タレントをめざしている学生にとっては、またとないチャンスになりそうです。

ひと昔前までミスコンは、大学で一番きれいな女の子は誰かといった、あくまで外面的な美しさを競い合うコンテストでした。そのため、女性蔑視などを理由に反対運動が起こることもあり、少し前になりますが2004年に京大のミスコンが中止になったのは大きな話題になりました。
しかし、最近は外面だけでなく、知性や教養、ボランティアなどの活動実績など、内面的な要素も審査基準に含める大学が増えてきています。

知性や行動力がある女性がミスキャンパスになって、社会への発信力を高めていくことができれば、ミスコンを開催する意味もより出てくるように思います。事実、2008年にミス法政大学となった山崎ひな子さんが発起人になり、ミスキャンパスたちの注目度を活かして社会貢献を行う「Sweet Smile」という団体ができています。

Miss of Japan」は、各大学のミスコンよりもさらに注目度が高いコンテストになるはずです。
このコンテストでグランプリや上位に食い込んだ人たちの中に、自身の注目度を活かして、社会貢献や起業など、自身のやりたいことに向けてバリバリと行動する“本当意味での美しい(カッコいい)女性”が出てきたら、社会がミスコンに向ける目はさらに変わっていくのではないかと思います。

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