2016/07/30

異業種コラボで生み出す、大学だからこそできるニュービジネス


この時期になると大学の一般向けの取り組みで、よく目にするのが子ども向けの体験イベントです。なかでも多いのが、理系の魅力を伝える理科教室や科学教室。私自身が子育て世代にどっぷり浸かっているためか、普段は大学に見向きしないのに、これらイベントにだけは参加するという人がまわりにチラホラいます。

今回、この子ども向け体験イベントで、ちょっとユニークなものを見つけたので、こちらについてご紹介しましょう。

2016/07/24

メディア化する大学のウェブサイトたち


大学のウェブサイトというと、受験生やその保護者でもなければ、あまり見る機会がないように思います。さらに言うと、受験生でもオープンキャンパスや入試前に必要な情報を確認するというのがほとんどで、日常的にチェックする人はかなり少ないのではないでしょうか。

必要な人が、必要なときに見るサイト。そんな印象が強かった大学のウェブサイトですが、近年かなり内容が変わってきているようです。

2016/07/15

大学とか関係なしに楽しめる大学ミュージアムセレクション(城西大)


大学ミュージアムは、大学の魅力を知る一番の近道。かなり前になりますが、ほとゼロのコラムでもそんなことを書いたことがあります。今回、見つけたのは、そんな大学ミュージアムでの面白い発見についてです。

2016/07/09

伝えるから育てるへ、ナマズに学ぶ新たな広報の役割(近大)


現在、広報活動が一番うまくいっている私立大学は近畿大学だというと、多くの人は頷いてくれるんじゃないでしょうか。さっと振り返るだけでも、近大マグロを皮切りに、英語村E3や近大水産研究所(店舗)、国際学部、またポスターやパンフレットのユニークさなんかでも話題になりました。

こういった広報のネタに事欠かない近大で、特にこのごろ注目を集めているのは近大ナマズです。このナマズの広報素材としての強さを感じさせる記事を見つけたので、今回はそれについてご紹介します。このナマズというか、ナマズの使い方にはほんと舌を巻きますね。

2016/07/02

日本酒開発、それは商品開発の一番の教科書(神田外語大)


大学発の商品で、もっとも多いものは何か。しっかり調べたわけではありませんが、おそらくそれは“日本酒”ではないでしょうか。ざっと挙げるだけでも、北海道大学の「ポプラ並木」、滋賀県立大学の「湖風」、佐賀大学の悠々知酔」、山口大学の「山口学舎」など、切りがないほどたくさんの大学発日本酒があります。

では、なぜ日本酒が多いのかというと理由はいくつか考えられます。まずは田植えからはじめて、ちょうど1年で商品になるので開発期間がちょうどいいこと。信頼できる酒造メーカーと組めば、商品づくりにまず失敗しないこと。大学発のお酒はちょっとしたおみやげとして好まれる、というのも理由なように思います。

そして、この日本酒開発ですが、実は他の商品開発にない魅力があるのかも、と神田外国語大学の記事を見つけて思いました。ずばり日本酒開発は、大学の商品開発の教科書なのです。