2017/07/29

これからの大学広報は、触って動かして魅力を知る(立命館大)


今、関西の大学広報で一番注目されているのは、立命館大学のRPG(RITSUMEIKAN PROJECT IN GLOBALIZATION)だ! というと、けっこう頷いてくれる人が多いんじゃないでしょうか。それぐらいに、この広報プロモーションにはインパクトがあります。でも、これ、注目すべきはクオリティの高さではなく、大学広報としての考え方の目新しさなのではないかと思うのです。

2017/07/23

オーキャンを高校生のためのお祭りにしよう(大阪経済法科大)


オープンキャンパスへの参加の有無が出願に大きく関わっていくというのは、偏差値に関わらずどの大学でも言えることだと思います。そのため、ほとんどの大学ではあれやこれやの手を使って、高校生をオープンキャパスに呼び込みます。

以前、このブログで紹介した近畿大学の広告なんかは、まさにそのための工夫です。今回、見つけた大阪経済法科大学の取り組みはさらにストレートに、高校生誘致に特化した企画といっていいでしょう。やるならトコトンというか、ここまで振り切るのもいいかもしれません。

2017/07/15

大学のSNS企画は、急がば回れの視点で考える(筑波大)


大学広報に携わっていると、時折、思い出したようにSNSを使ったいい施策がないかと聞かれることがあります。要望を受けて案を考えることもあるのですが、予算がかかりすぎたり、成功する見込みが立たなかったりで、なかなか実現することがありません(私の場合は、ですが)。

今回、見つけた筑波大学の取り組みは、ガツガツしておらず広がりがあり、SNSの使い方としてこれくらいがいいのかなと腑に落ちるところがありました。ほんと、これぐらいでいいんですよ。

2017/07/07

図書館が変わると、学びが変わる(近畿大)


実は、でも何でもないのですが、前回に引き続き、今回も近畿大学の大学図書館がはじめた、新しい取り組みについてご紹介します。大学図書館のあり方そのものを変えるかもしれない、かなりインパクトのある取り組みです。

2017/07/01

大事だけど難しい大学図書館のミッション(近畿大学)


大学図書館といえば、ほぼすべての大学にあるだろう施設です。これまではあって当たり前で、それ以上でも以下でもなく深く考えられることのなかった施設でした。しかし、ラーニングコモンズにスポットライトが当たるようになり、さらに何かと注目される近畿大学に「ACADEMIC THEATER」という巨大な図書館(+α)ができたことによって、今後、図書館の役割や機能に変化がでてくるかもしれません。

…で、今回、とりあげるのは、まさにこの「ACADEMIC THEATER」の取り組み。やっぱりユニークというか、気になることをやっています。