2016/02/27

何となく学びたい人を大学に吸い寄せる講座(奈良県立大)


大学公開講座の多くは、大学教員が自身の専門分野をひもとき、社会人向けにわかりやすく伝えるものになります。しかし、わかりやすくとはいっても、教員たちの取り組む研究は、難解だったり、マニアックだったりで、一般の人が気軽に聞くには少々ハードが高い、なんて場合も少なくありません。そんななか、今回、見つけた奈良県立大学の取り組みは、ハードルが低く、おとなが大学で学ぶいいきっかけになりそうです。

2016/02/20

学生を呼び込む、地域プロデュースの学び(東洋大)


ここ数年、地域を名前に冠した学部が急激に増えてきました。さらに昨年末、早稲田大学が2018年度より「地域貢献型人材発掘入試(仮称)」をはじめると発表。大学にとって地域が、また地域にとって大学が、切っても切り離せない存在になってきているのかな、という気がします。

今回、見つけた富山県魚津市と東洋大学の取り組みも、そんな関係性を感じさせるものの一つ。こういった取り組みは、今後もっと増えてくるんでしょうね。

2016/02/13

何が“卒業校”を“母校”へと変えるのか(早稲田大)


母校から定期的に送られてくる卒業生向けの情報誌。私の場合、仕事柄中身はチェックしますが、そこで告知されている卒業生向けイベントには、時間がとれずほぼ参加できていません。でも、中にはしっかりと参加してコミュニティをつくり、旧交をあたためたり、新たな人脈をつくったりする人もいるようです。

今回、見つけた早稲田大学の記事は、そんな早稲田ならではの卒業生コミュニティ「稲門会」に、新たな会が立ち上がる、という話。どうもこの会、かなりユニークなもののようです。

2016/02/06

大学をだいなしにする大学ランキング


東大が何位だったとか、京大が去年に比べてどうだったとか、けっこう大々的に報じられる大学の世界ランキング。2013年に国が今後10年で世界大学ランキングトップ100に日本の大学を10校入れるという目標を掲げたことでも話題になりました。

この世界大学ランキングのなかで、最も権威のあるものの一つ、イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)」の日本版がつくられるようです。